ゲーミングヘッドセット、AFUNTA G3ステレオ3.5mmジャックベースG3ゲームプレーヤーヘッドフォン浮上型ヘッドバンド ラップトップPC用 マイクとインラインコントロール付き ブラック&ブルー
おすすめ度*1 |
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低価格なゲーミングヘッドセット。フレーム構造は柔軟で付け心地は悪くない。イヤーカップが大きめ。音漏れは大きい。
音質は価格の割にかなりよい。隠れた逸品かも知れない。
【1】外観・インターフェース・付属品
付属品は簡単な中国語マニュアルのみ。左イヤーカップ裏に音量ボリュームを調節するコントローラが付いている。
【2】音質
低価格だが大きめのドライバーのせいか案外音は迫力があってよい。音には刺さるところや割れるところはなく、高域も結構きれいに伸びる。
[高音]:のびやかでやや太めだが突き抜け感もあって気持ちよい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)
[中音]:かなり肉厚で迫力がある。
[低音]:100~70hzまでの振動感は比較的きれい、60hzでやや荒れる。50hz~30hzまで締まりが増して比較的丁寧に沈んでいく。ドラムのハリが良く出る腰のある音で力強い(分島花音「killy killy JOKER」、Roud Table featuring Nino「Rainbow」、重低音音源動画でテスト)
[解像度・立体感]:左右の方向を感じるパノラマな音場(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:ドラム優位だが、パーカッションにアタック感がありよく走るので疾走感も出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:全体として肉厚だがのびやかさもあって悪くない。
【3】ゲーミング体験
低価格の割に悪くない音質。
オブジェクト音が多く精緻な空間表現をするPC版「Witcher3」でテストした。効果音にそれほど衝撃度がなく、聞きやすい音。水音に生々しさはあまりないが、火の音はそこそこ空気を焦がす感じが出ている。方向感はよく出ていて、近くの音の判別はしやすい。オブジェクト音が多いところでは広さもそこそこ感じられる。
ホラーゲームの臨場感もそこそこ。 したたる水滴音や金属音にはやや硬さがあるが、空気を振るわす感じはそこそこ出て、恐怖感を感じさせる空気感は出る。
低価格な割に意外と万能に楽しめ、クセも少ない感じに思う。これは悪くない。
【4】マイク
マイクの音はやや粗く、もっさり気味。周囲のコンピューター動作音なども入り、キーボード音やクリック音も普通に入る。
【5】総評
安めの価格設定で手頃だが、作りは悪くない。軽い装着感と万能で意外に優秀な音質は万能に音楽とゲームを楽しめるところがある。音楽はクラブサウンドに面白みがある。コスパという観点で言えばかなり魅力的だ。
エントリー向けのゲーミングヘッドセットとして、とりあえずという買い物にはもってこい。この価格でこの音質ならまず失敗と感じることはない。安めの使い勝手の良いヘッドセットとして使い回せるだろう。ただマイク性能は素直によくないので実況動画に使うことを考えている人には向かない。
ゲーミングヘッドセット、AFUNTA G3ステレオ3.5mmジャックベースG3ゲームプレーヤーヘッドフォン浮上型ヘッドバンド ラップトップPC用 マイクとインラインコントロール付き ブラック&ブルー
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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。