心をなでるようなピアノの旋律の中で、澄んだ声のボーカルが沁み込む。ゆっくりと鼓動を刻み込んでいくかのようなメロディーライン。
だがサビでは荒々しく降りしきる夕立の雨音のように激しく胸を突き動かす。それはあの日の恋に胸を詰まらせるその鼓動の音と重なって、締め付けられるその想いを弦楽の音が印象づける。
ラストではしかし、夕立が去った晴れ渡る空が見える。
走り去る夕立とともに、あの日の恋もまた時の彼方へと消えていく。残されたのはわずかな雨しずくの音だけである。
奥華子のとても叙情的なナンバー。情景が目に浮かぶ、臨場感溢れた音楽表現に脱帽です。
- キーボード弾き語りスタイルのシンガーソングライター。 1978年3月20日生まれ。千葉県船橋市出身。血液型O型。身長153cm。 赤い眼鏡がトレードマーク。 まっすぐな歌声、聴いた瞬間から心に染み入るメロディと歌詞が魅力。 路上で奥華子が歌いだすと人々は.. 続きを読む
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